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新生への道・二千二年二月
積みゲーの塔に挑み始める一ヶ月間のログ。
さてここで質問です。
あなたは音楽を聞く際に普段どういう形式で聴いていますか?
1.とりあえずお気に入りのCD(もしくはそれに準ずるもの)を突っ込んでオールリピート。
2.とりあえずお気に入りのCD(もしくはそれに準ずるもの)を突っ込んでランダム。
3.一曲聴き終わるごとに曲選択。
4.自分的テーマソングを決定、しつこく一曲リピート。
5.好きな曲は全部MP3にしてまるごとランダムかけてるから関係ねえ。
うちの家族は1が多いですが俺は大昔(CDラジカセなどというものが家に常駐を始めたころ)から4です。
集中して曲を聴くタイプでなく、何かしながらペースを作るために音楽をかけることが多いせいかも知れませんが、ひとつの曲を認定したら歌手の声のわずかな揺らぎすら記憶するほどにしつっこく聴くのです。
で。
ここんところ特撮づいてたりサンダーフォースXづいてたりしてめっきり女性ボーカルに縁が薄くなっていたのですが、久々にMP3プレイヤーの曲目を入れ替えて愛車(26型ママチャリ・ビアズリー号)で街を疾走。
信号機のたびに手を懐に突っ込んで曲を変更。やがて買い物が終わるころには耳に心地よい曲に落ち着いて、いつものように単曲リピートになっていたわけです。
で、今しがたちょっとまた商店街に行くのでMP3プレイヤーを大起動。普段からおもむろにスイッチ切って放っておくので、昼間に聴いてた曲から起動するわけですが。
女神様☆にお願いっ!!が唐突に流れ出してびっくり。
(↑Omakeページより曲DL可能)
無意識とはいえ、この曲で心地よさを見出して満足していた自分に2度びっくり。
そして、また聴いているうちに凄い勢いで魂が癒される感覚に3度びっくり。
もしかして中毒症状ですか。相当重篤な。
なんつーかお世辞にも上手いわけではないのですが(大抵の人は聞いた瞬間微妙な顔をする)、技術とかなんとかそういった云々はこの際横に投げて、ひたすらにこう、足りない中で一生懸命な感じがイイのかも知れません。
アレです。ウィザースハーモニーのEDみたいな心地よさがあります。あれもこう、まっとうに評価する以前のところでいろいろと足りない感じのブツでしたが、聴いてて確かに何かを感じさせてくれました。ヘタとか何とかそういうのは置いとける何か。
まあ、どっちにしても普通の人が聞いたらアレな歌には違いないです。聴いてから「癒されなかったぞコラ」とか言われても困りますが。
積みゲー消化作戦2弾。「ひまわりの咲くまち」。
ビッグタイトルとゆーてたわりには小粒です。コンプ所要時間、六時間程度。いやワンプレイじゃなくてコンプリートに六時間。
テレホ前にインストールして、チャットしながらプレイして、明け方眠くて3時間ほどぐっすり寝てから朝九時くらいにはCGが全部埋まってました。
……つーか、攻略対象が六人もいてこれはどーかと思う。
所感ですが、その前に一言。
「ひまわり」はどうしたよ(死
タイトルが「ひまわりの咲くまち」なのに、ストーリーにひまわりの花が全然関わってきません。
「恋の湯ドタバタ繁盛記」の方がまだストーリーにマッチします。タイトルくらいもっとミーニング考えてくれよ……。
内容ですが、ラブひな。
いやマジで。
だってラブひななんだもん仕方ないじゃん!!(涙ッシュ
要するに「ひなた荘」の代わりに下宿屋兼銭湯「恋の湯」、「ひなたばーちゃん」の代わりに「重正じーちゃん(新婚旅行で世界一周中)」、そんな環境に女の子五人+近所の子一人。主人公はじーちゃんの代わりにオーナー代理。
これをラブひなと言わずしてなんとする。
まあこれが受験生でないだけ「らぶらぶストレンジDays」よりちょっとマシですが。
でもまあ、ラブひな自体なんでえろげにしないのか不思議な環境ではありますし、えろげ主人公の環境は(これほどあざとくはないにしろ)実際どのゲームもさして変わらないので、こんなことでどうこう言ってたら始まりません。
言い直しますと内容はコメディ。発明狂の女の子やニンジャマスターを目指す外人や猥談大好きな幼なじみやうわばみの上に常にほんわかスローペースでどこまで素面かわからないお姉さんなどが大暴れしたり酒飲んだり主人公と追いかけっこしたりしつつ、夏を過ごすというまことにハイテンションなコメディです。こーいうのは好きだし、キャラはそれぞれ立っていたので結構面白かったんですが難点がいくつか。
1.ひまわりは?(上記)
2.別に夏限定で話しなくてもよかったんじゃ……(要するにボリューム不足)
3.CG枚数が百枚もない……(90枚)
4.せっかく銭湯なのに女湯突入時のグラフィックが一枚しかないなんて!!
5.オチが変に大人しい
特に致命的なのは4……いや5です。
オチがあまりにも大人しい。発売いくらもたってないのでネタバレは伏せますが、このテのバカテンションのゲームとしては致命的にオチのつけ方にパワーがないのです。
現実的、というには少々漏れるエンドもありますが、こんなお祭りテンションなゲームなら、もっと力技で締めて欲しかった。
(例外的に発明娘ルートでのオチはこのゲームに相応しいと思うんだけど、他が……)
あんな呆気ない締め方ばかりでは拍子抜け感ばかりしか残りません。
個人的に痛いのは文句なく4なんですが。
……つーか、せっかく銭湯なら!銭湯なら!
だだっぴろい浴槽でHとか、せめて女湯グラフィックのパターン増やすとかさあ!!(血涙
たった一枚の、しかも脱衣所の大人しめのCG一枚出すためだけにわざわざ銭湯にしたのかと問い詰めたい。相当問い詰めたい。
銭湯にはロマンがあるのに!見果てぬロマンが!
それがわからぬほどF&Cは萌えを知らぬオールドタイプばかりとは思いたくない!
なんかこう考えると、実は相当“切り詰められた”んじゃないかと疑いたくなります。
CG枚数にしろ異常な短さにしろ。銭湯というシチュエーションの活用しなさっぷりにしろ。
このペースでならひと夏といわず、半年分くらいのシナリオボリュームでもF&Cの制作力なら問題ないはず。何らかの形でテコ入ったか、さもなくば制作期間が縮められてエピソード的にテーマ部しか残せなかったか。
……ってーかなんでこんな市場冷え込み時期に「ビッグタイトル」なんて持ってきたのかも謎だし。
途中まで普通に作っていたところを、作り込みを放棄してCARNELIAN&ドレンチェリーのネームバリュー売りに方針を持ってかれたんでないかと邪推したくなります。
F&Cは萌え絵を活用するシチュ作りのためにシナリオを作っているフシがあるので、一般的なシナリオと比べて「絵はいいけど話で萎えて……」という事態を引き起こしにくいのが特徴だと思いますが(イコール「いいシナリオ」であるのとは別問題)、それは逆の言い方をすれば「突くべきツボは最低限押さえている」ということでもあります。
そのF&Cが銭湯にしておいて銭湯のロマンを追わぬとは!
まるで老舗らしくないミスです。
まるで奇天烈なキャラ設定と魅力ある絵に想像力を「殺された」ような気がするのは俺だけでしょうか。
銭湯なのに。畜生。
もう少しで心のマイラヴゲームになれたのに。
ここんとこセガガガやったりコミケに向けた令彦さんとの合同企画の骨作ったりと、ちょっとずつ高くなっていく山に目を背けっぱなしでしたが、このままではあんまりなので、ちょいとずつ積みゲー片付け。
まずは特に迷わず手間取らずコンプできるとらぶゲー「ニャンニャンしちゃう!」に着手。
CGコンプリート所要時間は丸一日ってとこでした。
で、所感としては相変わらず気持ちいい割りきりっぷりだなーってところですか。
大昔から使い込んで安定性の高いプログラムとご都合主義だ悪いかと言わんばかりのナイス設定。そして微妙にマイナーメジャーのギリギリラインな原画家と、やり終わって気分悪くはなりようがない能天気シナリオ。
少なくともストーリー偏重のこのご時世では必ずしも評点の高い設計じゃないですが、エロゲーとして非常に堅実な造りだと思います。
ネコミミの国のネコミミメイドにシスターに女子高生にナースに軍人お姉さまというだけでも普通はおちゃらけるしかないのに、さらに彼女らは人間のフェロモンに弱いので風通しの悪い場所にしばらく同席するだけで発情などというグレィトな設定を盛り込んで、それでも陰湿にすることもなく、カテゴリー:ギャグではなく純愛系に持ちこめるのは良くも悪くもこのメーカーくらいでしょう。
こういう、いい意味での「割り切りエロゲ」って最近少なくて寂しい限り。バランスの良い妄想設定はとてもイイと思うんですけどね。
ダークも感動もいいけれど、こういうゲームを見るだけで「涙も出ないし鬱にもならない=感情が揺さぶられない=内容がない」と言い捨ててしまうような時流は悲しいです。もっと評価されてもいいと思うんだけど。
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